木づかい

「フォレスト・サポーターズ」の国際森林年の活動が評価され、代表してスヌーピーが林野庁長官感謝状を受賞しました。

news_20120314昨年は、国際森林年であることを契機に多くの方々が森づくり・木づかいに関心を持ち様々な活動に取り組まれました。

林野庁では、こうした活動のなかから国際森林年に際し顕著な貢献をしたと認められる団体に対し感謝状を贈呈しました。その数は約70団体に上ります。

そして、全国的な緑化行事やキャンペーンとともに「フォレスト・サポーターズ」の取組を推進する公益社団法人国土緑化推進機構も表彰され、「フォレスト・サポーターズ」を代表して「スヌーピー」が受賞式に出席しました。
2008年から「フォレスト・サポーターズ」の一員として活動してきたスヌーピーが、3万8千にのぼるサポーターを代表して感謝状をいただいたのは、国際森林年の広報活動を積極的に支援してきたことや、「スヌーピーの木のおもちゃプロジェクト」などにより国産の木製品を暮らしの中に取り入れていく活動をすすめてきたことが評価されたものです。

エコプロダクツ2011レポート 国際森林年記念「企業の森づくりフェア2011〜生物多様性保全に貢献する森づくり・木づかい〜」

開催日:12月15日 15:00〜17:00

出演者:藤田香さん(日経BP環境経営フォーラム生物多様性プロデューサー)
    山村宣之さん(キリンビール CSR推進部 品質・環境室 主査)
    武田学さん(積水化学工業 CSR部 環境経営グループ)
    佐藤 英明さん(富士通 環境本部 グリーンフロンティア室 室長)

◆企業と森林との関わり方について紹介されました◆
日経BP環境経営フォーラムの藤田さんから、企業と森林との関わり方を7つ(森の保全と手入れ(入口) 国産材・認証材の利用(出口) 環境教育・セラピー 森を介して地方と交流・地域再生 資金メカニズム グリーン調達で負荷を低減 技術力を生かす)に大別して具体例とともにご紹介がありました。

◆企業からの事例報告とディスカッション◆
企業による事例報告に当たっては、水、森、木材、ITなどをキーワードに、本来の業務のためにも、あるいは本来の業務を活用して取り組んでいる生物多様性保全への取り組みが発表されました。
○キリンビール「水の恵みを守る活動」−他社とつながる「グリーンウェイブ」の展開−(キリンビール)
○生物多様性保全の観点から拡がる、全事業所参加型の「企業の森」(積水化学工業)
○富士通グループの植林活動とICTの活用(富士通)

ディスカッションは、〈これからの企業等による生物多様性保全に貢献する森づくり・木づかい〉をテーマに、植林等の意義付けの社内への図り方や、フィールド・地域への関わり方、間伐材等の活用方法等について意見交換がなされ、これからも継続して実施していくことや、本業で貢献していきたいことなどの意気込みが語られました。

エコプロダクツ2011で森林(もり)からはじまるエコライフ展など開催!(12/15〜17 東京ビッグサイト)

国内最大級の環境展示イベント「エコプロダクツ2011」が東京ビックサイトで行われます。
フォレ・サポ事務局は、40を超える企業・団体のみなさんとともにテーマゾーン「森林(もり)からはじまるエコライフ展」にて皆さまのお越しをお待ちします!

◆森林(もり)からはじまるエコライフ展

今年は「国際森林年」をきっかけにこれまで以上に全国各地で森への関心が高まりました。 「森林からはじまるエコライフ展」では、森づくりや木づかい、環境教育、都市山村交流など森にまつわるさまざまなテーマで活動する企業、NPO、自治体などの皆さまが、展示やワークショップ、クイズや販売・相談コーナー等のブースを設け、森を見つめ・考える機会を提供します。

あらためて、森や木の奥深さ、魅力を発見していただけるコーナーです。ぜひお越しください!

◆会場を舞台にスタンプラリーを開催

今年で4回目を迎える「美しい森林づくり スタンプラリー」。今年は、森林に関わる活動をしている61の出展企業・団体等にご協力いただき、「エコプロダクツ展」会場全体を使ったスタンプラリーを行います。スタンプを集めてGOALすると、素敵な木製グッズなどをプレゼントしていますので、さまざまな企業やNPOなどによる“森のため”の活動を学びながら、会場を回ってみませんか

詳しくはこちら

2011年国際森林年メッセージ、発表!!「森のチカラで、日本を元気に。」

news_20111024日本国内の国際森林年の活動を推進している「国際森林年国内委員会」が、森林について、国民一人一人が考えるきっかけとなった、国際森林年の取り組みを、2011年以降も続けていくことを目的として、2011年国際森林年メッセージを検討してきました。

2011年国際森林年メッセージは、『森のチカラで、日本を元気に。』

緑豊かな美しい国土を次世代に残し、いつまでも豊かな森林の恵みを享受するために、国民一人一人が森林の重要性を認識する必要があります。持続可能な森林の管理活用を目指して、考えました。
また、国内委員会は、メッセージとともに、
<人づくり>
<森づくり>
<木づかい>
<震災復興>
の4つの行動を提案し、社会全体で森林を支えていく国民的運動を提案し、それらを実行している個人や企業・団体をサポートしていきます。

ぜひ、皆さんも国際森林年をきっかけにして、生活の身近にある木や森について、考え、一緒に行動していきましょう。

詳しくは、右下の「詳細ページへ」をクリック!

2011国際森林年メッセージ及び行動提案について

詳しくはこちら

「GREEN TV」で「国際森林年」を紹介!

環境映像専門グローバルバンドメディアである「GREEN TV」で、国際森林年国内委員会事務局が製作した「2011年 国際森林年」の普及映像がご覧になれます。

この映像では、森林の有する様々な機能や、世界や日本の森林が抱える課題、国連が「国際森林年」を定めた意義などが、森林の美しい映像とともに紹介されています。
また、具体的な取り組みとして、森づくりと木づかいを通じて日本の森を守っていくことや、森づくりの国民運動である「フォレスト・サポーターズ」の活動も取り上げられています。
さらに、東日本大震災によって被災した海岸林の再生や仮設住宅などへの木材の供給など、残された内陸地域の豊かな森林資源の活用による被災地の復興に向けた動きなども紹介されています。

ぜひ、ご覧下さい。
○GREEN TV 自然環境チャンネル「2011年 国際森林年 前編」
○GREEN TV 自然環境チャンネル「2011年 国際森林年 後編」

◎国際森林年に関わるイベント向けにこの画像のDVDの貸し出しを行っています。詳しくは、問い合わせフォームからお問い合わせください。

エコプロダクツ2011「森林からはじまるエコライフ展」出展者募集中!

20110714063635-1 20110714063635-2 20110714063635-3 20110714063808-4「フォレスト・サポーターズ」運営事務局では、「国際森林年」のフィナーレを迎える12月に開催される日本最大級の環境展示会『エコプロダクツ2011』の主催者(日本経済新聞社)と連携して、同催事内で森づくりや木づかい、そして森林の循環の重要性と実践的な取組を紹介するテーマゾーン『森林(もり)からはじまるエコライフ展』を開設します。

また、2011年は「国際森林年」でもあるとともに、続く2012年に開催される「地球サミット(RIO+20)」は『グリーンエコノミー』が主要テーマとされていることから、豊かな森林と木の文化を活かした『森と木の「グリーンエコノミー」の提案』をサブタイトルとして実施させて頂く予定となっております。
そして森林に関わる取組を行っているさまざまな団体の皆さまと連携することで、多くの来場者の方々に、森林を元気にするアクションを幅広く呼びかけていくことができれば、と考えております。

そこで、本“テーマゾーン”に出展する団体を、別添の通り募集しておりますので、奮ってお申し込み下さい。

◆「森林からはじまるエコライフ展2011」実施概要 ◆
(詳しくは、募集チラシをご覧下さい。)

【主催】
公益社団法人国土緑化推進機構、美しい森林づくり全国推進会議
【期間】
2011年12月15〜17 日(木〜土)
【会場】
「東京ビッグサイト」内
【対象】
森林・林業・木材・山村等に関わる取組を実施している
企業・NPO・大学・行政等
【申込】
通常の「エコプロダクツ2011」への出展に準じます。
※ 詳細は、以下の「詳しくはコチラ」をご覧下さい。
※ 展示内容は、ゾーンの性質から、森林・林業・木材・
山村等の内容を中心にお願いしています。
【締切】
平成23年7月22日(金)
【問合先】
(申込関係)
エコプロダクツ2011 主催者事務局
日本経済新聞社 文化事業局 イベント事業部(担当:成澤)
E-MAIL : join@eco-pro.com
(展示関係)
「フォレスト・サポーターズ」運営事務局
社団法人国土緑化推進機構 政策企画部(担当:川越・木俣)
TEL.03-3262-8437 FAX.03-3264-3974
E-mail : fore-sapo@green.or.jp

「森林からはじまるエコライフ展2011」募集要項

詳しくはこちら

【7月4日・東京】『国際森林年記念シンポジウム』を開催します。

20110120030407-120110120030407-220110120030407-3 本年2月に「フォレスト・サポーターズ」は「生物多様性民間参画パートナーシップ」との連携に関する協働宣言を発表したところですが、これを受けて、両者の運営団体が共催する2回目のイベントとして、“森と木を活かす「グリーン・エコノミー」の創出に向けて”をテーマとした『国際森林年記念シンポジウム』を開催します。
また、東日本大震災を踏まえ、森づくり・木づかいや生物多様性への取り組みと災害からの復興との関係についても取り上げ、特別講演をいただきます。
また、「フォレスト・サポーターズ」および「生物多様性民間参画パートナーシップ」の参加団体の取り組み概要をご紹介いただくポスターセッションコーナーも設けますので、パネルディスカッションにおける事例報告に加え、会員同士の情報交換にご活用下さい。

◆開催概要
【日 程】 平成23年7月4日(月) 13:00〜18:00
【場 所】 経団連会館『経団連ホール』
【主 催】 美しい森林づくり全国推進会議、経団連自然保護協議会
社団法人国土緑化推進機構
【対 象】 企業、NPO、行政、業界団体、研究機関等 約300名
【内 容】 ○第1部
『第5回美しい森林づくり全国推進会議』
○第2部
『国際森林年記念シンポジウム』
○ポスターセッション
【締 切】 定員(300名)となりましたので、受付を締め切りました。

(注)6月16日(木)0時半頃〜17時半頃までサーバー障害により、申込受付を停止させていただきました。大変申し訳ございません。現在は申込受付を再開しております。

◆ 詳しくは、「開催要項」をご覧下さい。
※ ポスターセッション及び申込用紙については、こちらをご覧ください。

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【2011国際森林年】国内委員会事務局「特別協力」について

20110120030407-1現在、「国際森林年」を記念して、「フォレスト・サポーターズ」等の民間団体等により、創意工夫に富んださまざまな森づくりの環を拡げる行事が企画されております。

そこで、これらの行事の実施に際して、「国際森林年国内委員会事務局」としてもさまざまな協力や、美しい森林づくり推進国民運動や木づかい運動、緑の募金運動等の既存の国民運動等との連携を促すことで、より多くの国民の皆さんに訴求力ある行事となるような協力を検討して参りました。

そしてこの度、「国際森林年国内委員会事務局」では、国際森林年の趣旨や国内テーマに即した行事に対して、「国際森林年」の幅広い普及啓発や広報等において協力を行う「特別協力」の申請受付を開始しましたので、是非ご活用下さい。

詳しくはこちら

【2月14日・東京】 「国際森林年」キックオフ記念『美しい森林づくり企業・NPO等交流フォーラム』が開催されます。

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20110120030407-2 20110120030407-3

2011年は「国際森林年」。2月2〜3日に開催される「第9回国連森林フォーラム(UNFF)」の会合において、公式的に立ち上げられます。そこで、国内で森づくりや木づかい等を行っている多様な分野の企業・NPO・行政・学識者等の関係者が一同に会して、2011年「国際森林年」の幕開けを祝うとともに、「国際森林年」を契機とした分野やセクターを越えた多様な団体間のパートナーシップを促進することにより、さまざまな森づくりや木づかい等の活動を活性化することをめざし、「美しい森林づくり企業・NPO等交流フォーラム」を開催します。
とりわけ、2011年は我が国が提唱した「国連生物多様性の10年」の幕開けとなることから、昨年の「国際生物多様性年」における取組の成果を踏まえて、「国際森林年」及び「国連生物多様性の10年」に活かしていく方策について議論しますので、是非ご参加下さい。

【日 程】 平成23年2月14日(月) 13:30〜18:00
【場 所】 国連大学『ウ・タント国際会議場』
【主 催】 社団法人国土緑化推進機構
美しい森林づくり全国推進会議
【共 催】 国連大学、経団連自然保護協議会(調整中)
【協 力】 地球環境パートナーシッププラザ
【対 象】 企業、NPO、行政、業界団体、研究機関等 約300名
【参加費】 無料
(但し、懇親会は1,000円(実費)となります。)
【申 込】 「詳しくはこちら」をご覧下さい。
【締 切】 平成23年2月7日(月)
※ 定員になり次第、申込を締め切ります。お早めにお申込下さい。
★ なお、定員に達したため、今後はキャンセル待ちとしての受付になりますが、ご了承下さい。

当日の様子は、国連大学のご協力により、国連大学「Video Portal」内でのライブ放映(日本語・英語)されることとなりました。

イベント終了後も、アーカイブとしてWEB上で閲覧頂けますので、是非ご覧ください。

(国連大学「Video Portal」)

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「エコプロダクツ2010」内で、約40団体と協働で『森林からはじまるエコライフ展』を開催します。

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昨年の様子

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フォレスト・サポーターズ運営事務局は、エコプロダクツ会場に「森林からはじまるエコライフ展」を設け、森林の循環に関わる4つの取り組み「森にふれよう」 「木をつかおう」「森をささえよう」「森と暮らそう」に大きくわけて、以下の団体と協働で様々な取り組みを紹介します。

◆act1
トヨタの森/豊森、トヨタ白川郷自然學校
樹木・環境ネットワーク協会
もったいないkids植林プロジェクト

◆act2
フェア・ウッドパートナーズ
赤目の里山を育てる会
森のライフスタイル研究所
木づかい運動事務局
全国森林組合連合会
日本ファイヤーライフ・グループ
ジト
日本全国スギダラケ倶楽部
森林をつくろう
ナベ企画
中越パルプ工業
ユニオン印刷
『国民が支える森林づくり運動』推進協議会
JUON(樹恩) NETWORK

◆act3
エコロギフト
森と洋服のプロジェクト
グリーンフォーレストジャパン
タイガの森フォーラム
地球緑化センター
森づくりコミッション全国協議会
みんなの森づくり協会
静岡県・静岡県緑化推進協会
やまなし森づくりコミッション
和歌山県
早稲田大学人間科学部天野研究室・大台町
「富士山の森づくり」推進協議会

◆act4
東京農業大学・山村再生支援センター
共存の森ネットワーク
思惟の森の会

◆全体
「フォレスト・サポーターズ」運営事務局
国土緑化推進機構
美しい森林づくり全国推進会議
組手什おかげまわし協議会

「第12回エコプロダクツ2010」に出展します! 【12/9〜11・東京】

フォレスト・サポーターズは、2011年「国際森林年」を直前に控えた12月に、日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」の会場内で、約40の企業・NPO等との協働で、森づくりや木づかいの重要性を呼びかける「森林からはじまるエコライフ展」を開催します。また、エコプロに出展する約60団体の協力を得て、「スタンプラリー」を実施します。

ぜひ家族・友人お誘いあわせのうえご来場いただき、フォレ・サポのブースにお立ち寄りください!
■催事概要■
【名称】『エコプロダクツ2010』内
「森林からはじまるエコライフ展」
【期間】 12月9日(木)〜11日(土)/10:00〜18:00 (最終日は〜17:00)
【場所】「東京ビックサイト」東展示棟(東京都江東区)
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◆ 『森林からはじまるエコライフ展』
フォレスト・サポーターズ運営事務局は、会場に「森林からはじまるエコライフ展」を設け、森林の循環に関わる4つの取り組み「森にふれよう」 「木をつかおう」「森をささえよう」「森と暮らそう」にゾーニングして約40の団体と協働で様々な取り組みを紹介します。

▽ 「フェア・ウッド カフェ」
「森林からはじまるエコライフ展」の中心広場では、フェアウッドの取り組みの大切さや活用事例の紹介とフェアウッドテーブル&チェアのくつろぎカフェを創ります。

▽ 「ワークショップ開催」
●「くでじゅう」で工作体験!
●木のある暮らし講座〜フェアウッドな木のカップソーサー作り
●全国の森林を飲もう!

※ その他、紙芝居やクイズ、映像上映、組子細工体験、マイ箸づくり、ボランティア相談会などを、各ブースで随時開催しています!

▽ 国際森林年アピール
フォレ・サポ運営事務局のブースでは、来年迎える国連「国際森林年」を多くのみなさまにご理解いただけるよう、展示紹介を行います。

▽ 「美しい森林づくり スタンプラリー」実施
森林に関わる活動をしている会場出展の61企業・団体・学校法人にご協力いただき、会場全体でスタンプラリーを行います。3色以上、6つのスタンプを集めて事務局ブースにいらして、フォレ・サポ宣言していただいてからGOALすると、素敵な木製グッズをプレゼント!
まだフォレ・サポになっていないご家族・ご友人がいらしたら、ぜひ一緒にご参加くださいね!

「エコプロ2010」で林野庁長官xフォレサポメンバーが鼎談!

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草野 満代さん、グリーンサンタ

「エコプロダクツ2010」の会場内ステージで、様々なゲストが環境に関するトピックを取り上げる「環境コミュニケーションステージ」で、フォレ・サポメンバーの草野満代さん(フリーアナウンサー)と林野庁長官、美しい森林づくり全国推進会議事務局長の宮林茂幸さんが日本の森林・農山村の将来について語りあうトークショーを行います。フォレ・サポメンバーのグリーンサンタも応援にかけつけます!

▽ 森林からはじめる「グリーン×クリーン革命」トークショー
   〜2011年「国際森林年」に向けて〜

【日 時】12月9日(木) 12:00〜12:45
【場 所】環境コミュニケーションステージ
【出演者】
・草野 満代さん(フリーアナウンサー・フォレサポメンバー)
・皆川 芳嗣さん(林野庁長官)
・宮林 茂幸さん(美しい森林づくり全国推進会議 事務局長)

===
▽ プレゼンテーション
エコプロ出展者が、自ら取り組む環境技術や社会貢献、エコな暮らし方などをプレゼンする「エコプレゼンテーションステージ/ネットワークステージ」では、「森林からはじまるエコライフ展」に出展する団体も自らの取り組みを紹介します。

【日時、プログラム】
○12月9日(木)
11:50〜12:05 樹木・環境ネットワーク「森に行き、森を知ろう」
13:30〜13:45 赤目の里山を育てる会「木質バイオマス研修の出前承ります」
16:00〜16:15 木づかい運動事務局「木づかい運動で森林づくり」

○12月10日(金)
11:50〜12:05 JUON(樹恩)NETWORK「割り箸が地域と地球を救う」
13:55〜14:10 トヨタの森/豊森/トヨタ白川郷自然学校「トヨタの森と生物多様性保全活動他」     

16:25〜16:40 国土緑化推進機構「間伐材キット“組手什(くでじゅう)”で、日本の森を元気に!」

○12月11日(土)
11:50〜12:05 タイガの森フォーラム「オリジナルドキュメンタリー「タイガからのメッセージ」&トーク「タイガの森ときみのつながり」
13:05〜13:20 日本ファイヤーライフ・グループ「薪ストーブから始まるエコライフ」

【場 所】ネットワークステージ・エコプレゼンテーションステージ

今週末は、ご友人や家族を誘って、エコプロダクツ2010に遊びにお越しください!!

※詳しくはウェブサイトでご確認ください。

【愛知・10/11〜29】「生物多様性交流フェア」に出展しています!

フォレサポブース

フォレサポブース

農林水産省木づかいブース

農林水産省木づかいブース

環境省ブース

環境省ブース

生物多様性条約市民ネット

生物多様性条約市民ネット

「フォレスト・サポーターズ」運営事務局では、COP10に併せて開催されている「生物多様性交流フェア」(10/11〜29)に出展しています。
ブース内の装飾は、日本が培ってきた“木を活かす知恵”の代表例でもある「組手(組子)」を応用したキット「組手什」(開発:あいちの木で家をつくる会)を活用。さらに森林ボランティア団体による“手づくり”で木製のラックや机等を組み立てました。
また、来場者向けにも、「組手什」のクラフト体験を行っており、初日から「ワインラック」などの創意工夫に富んだ作品がつくられ、来場者にも大好評です!!

なお、10月は「木づかい推進月間」ですが、COP10等の会場を見渡すと、議長席や参加国名パネル、そして「生物多様性交流フェア」では林野庁はもちろん、環境省、生物多様性市民ネットワークの代表的なブースなどの様々な場面で、木の温もりが感じさせてくれます。
是非、生物多様性の最前線の活動に触れに、遊びに来てみませんか?

【概要】
■ 開催期間
2010年10月11日(月・祝)〜10月29日(金)
■ 開催時間
平日/祝日 9:30〜18:30  ※最終日は15:00まで
土・日     10:00〜16:00
■ 会場
白鳥地区(白鳥公園/熱田神宮公園/名古屋学院大学体育館)

●交通●
JR「金山」駅で地下鉄名城線or名港線に乗り換え
地下鉄名城線「西高蔵」駅2番出口より 徒歩5分
地下鉄名港線「日比野」駅1番出口より 徒歩5分

アクセス
http://www.cop10.jp/fair/access.html

また、会場では、フォレスト・サポーターズの4つのアクションを行っている団体をめぐる「美しい森林づくり・スタンプラリー」を開催します。5つのスタンプを集めてゴールすると、素敵な木製グッズのプレゼントがもらえます!

■ スタンプラリー実施期間
2010年10月18日(月)〜10月29日(金)

詳しくはこちら

【募集情報】「エコプロダクツ2010」での共同出展団体を募集中!

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「エコプロダクツ」HPより

「エコプロダクツ」HPより

昨年度のテーマゾーン風景

昨年度のテーマゾーン風景

昨年はスタンプラリーも実施

昨年はスタンプラリーも実施

「フォレスト・サポーターズ」の事務局では、日本最大級の環境展示会『エコプロダクツ2010』の主催者(日本経済新聞社)と連携して、同催事内で森づくりや木づかい、そして森林の循環の重要性と実践的な取組を紹介するテーマゾーン『森林(もり)からはじめるエコライフ展』を開設します。

2011年は、国連が定める「国際森林年」でもあることから、森林に関わる取組を行っているさまざまな団体の皆さまと連携することで、多くの来場者の方々に、森林を元気にするアクションを幅広く呼びかけていくことができれば、と考えております。

そこで、本“テーマゾーン”に共同で出展する団体を、以下の通り募集します。

◆「森林からはじまるエコライフ展2010」実施概要 ◆
(詳しくは、募集チラシをご覧下さい。)

【主催】
社団法人国土緑化推進機構、美しい森林づくり全国推進会議
【期間】
2010 年12 月9〜11 日(木〜土)
〈エコプロダクツ2010と同一〉
【会場】
「東京ビッグサイト」東ホール内(予定)
〈エコプロダクツ2010会場内〉
【対象】
森林・林業・木材・山村等に関わる取組を実施している
企業・NPO・大学・行政等
【申込】
通常の「エコプロダクツ2010」への出展に準じます。
※ 詳細は、以下の「詳しくはコチラ」をご覧下さい。
※ 展示内容は、ゾーンの性質から、森林・林業・木材・
山村等の内容を中心にお願いしています。
【締切】
平成22年7月23日(金)
【その他】
ワークショップ等の連携企画の実施や、スタンプラリーの景
品、ゾーン装飾にご協力頂ける団体等も募集しています。
【問合先】
(申込関係)
エコプロダクツ2010 主催者事務局
日本経済新聞社 文化事業局 イベント事業部(担当:成澤)
E-MAIL : join@eco-pro.com
(展示関係)
「フォレスト・サポーターズ」運営事務局
社団法人国土緑化推進機構 政策企画部(担当:木俣・箕輪)
TEL.03-3262-8437 FAX.03-3264-3974
E-mail : fore-sapo@green.or.jp

◆ 昨年度の「森林からはじまるエコライフ展」の様子
(「Pick up!フォレサポ・レポート」コーナー内)

詳しくはこちら

「エコプロダクツ2009〜森林(もり)からはじまるエコライフ展」(12/10〜12・東京) 開催します!(終了しました。)

森林からはじまるエコライフ展

森林からはじまるエコライフ展

木製グッズをプレゼント!

木製グッズをプレゼント!

※皆さまのおかげをもちまして 「エコプロダクツ2009〜森林(もり)からはじまるエコライフ展」は大盛況のうちに終了することが出来ました。簡単ではありますがここに報告と感謝の意を申し上げます。

■実施結果
スタンプラリー参加者数:約8,300名(3日間合計)
スタンプラリー完走者数:約2,640名(3日間合計)
エコプロダクツ2009来場者数:182,510名(3日間合計)
・ 3日間合計で15本の植樹が決定。

※ 当日の模様は、「美しい森林づくりニュース、No153」に掲載されました。
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/utsukushiimoridukuri/news153.pdf

東京ビックサイトで開催される日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」で、「木づかい運動」「国産材住宅普及」「森林ボランティア」など、豊かな森林のために
身近な暮らしの中やビジネスシーンで、私たちが今すぐに始められ、持続可能な社会づくりにも役立つプログラムを多数ご提案します。
また、展示会場全体を舞台にした「スタンプラリー」も実施し、完走者には素敵な木製グッズをプレゼントします!
エコプロ会場でフォレスト・サポーターズ宣言をすると、
「エコロギフト」が、フォレスト・サポーターズのメンバーを代表して、スタンプラリー完走者&フォレサポ登録者100名につき1本の植樹をします。

ぜひ、身近な方をお誘いの上、ご参加ください!

■「エコプロダクツ2009」
「森林(もり)からはじまるエコライフ展」

□ 日 時 : 平成21年12月10日(木)〜12日(土)
10:00〜18:00(12日は17:00)
□ 場 所 : 東京ビッグサイト(東展示場)(ブース:6ホール-904)
□ 主催者 : 社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社
□ 事務局 : 日本経済新聞社 文化・事業局 総合事業部

詳しくはこちら(美しい森林づくりニュースNO.153)
http://ac.nikkeibp.co.jp:80/eco/emf/

詳しくはこちら

「美しい森林づくり」企業・NPO等交流フォーラムを開催!(東京)(終了しました。)

映画「里山」HPより

映画「里山」HPより

COP10支援実行委員会HPより

COP10支援実行委員会HPより

※お陰様で、このフォーラムは終了しました。
当日の模様は、以下に掲載がございます。

「美しい森林づくり全国推進会議」
http://www.b-forest.org/report/report010.html

「美しい森林づくりニュース、No151」
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/utsukushiimoridukuri/news151.pdf

「美しい森林づくり」企業・NPO等交流フォーラム
〜森と人が育む生物多様性〜COP10に向けて〜

来年開催のCOP10に向け、森と人が育む「生物多様性」の環を視野に入れた提言を頂きつつ、森づくりと木づかいの各分野の企業・NPO・有識者とともに「森のための4つのアクション」のアイデアやポイントについて、参加者の皆様を交えディスカッションを行います。是非、ご参加ください!

【日時】 平成21年11月18日(水)14:00〜17:40
【場所】 日本財団ビル2F会議室(A・B)(東京都港区)
【主催】 美しい森林づくり全国推進会議
【後援・協力】 林野庁、国土緑化推進機構、日本財団
【参加】 無料(定員150名)
【内容】
■ イントロダクション
■ 特別報告 ★菅原文太氏(水源地の水の一滴塾塾頭、俳優)
■ 基調講演(14:40〜16:00)
「『里山』その魅力と人々の関わり方(映画「里山」の現場から)」
★村田 真一 氏(NHKエグゼクティブ・プロデューサー)

「森林に期待される生物多様性保全とは(COP10に向けて)」
★香坂 玲 氏(名古屋市立大学准教授・生物多様性条約COP10支援実行委員会アドバイザー、博士)

■ パネルディスカッション(16:10〜17:40)
「森と人が育む『生物多様「性」の環を拡げていくためのアイデアとポイント〜 COP10に向けて〜』」
★ファシリテーター
川嶋直氏(立教大学大学院特任教授、(財)キープ協会常務理事)
★パネリスト
加計康晴氏((株)日新林業専務取締役、SGEC認証森林保有)
高松健比古氏((財)日本野鳥の会監事、林家、林野庁「森林における生物多様性保全の推進方策検討会」委員)
谷口雅保氏(積水化学工業(株) CSR推進部環境経営グループ長、環境省「生物多様性企業活動ガイドライン検討会」委員)
中澤健一氏(国際環境NGO FoE-Japan 森林プログラムディレクター)
★コメンテーター
村田真一氏、香坂玲氏

詳しくはこちら

第2回「美しい森林づくり全国推進会議」

「美しい森林づくり全国推進会議」出井代表 挨拶

003_01最近は、洞爺湖サミットのことが話題になっており、地球温暖化防止策というものに、森林や林業分野に関しても大きなディスカッションが洞爺湖サミットで行われると考えております。

私、方々旅しますと、日本はやっぱり世界に冠たる森林国だと思いますし、また、森林や林業分野でリーダーシップを世界で取ってきていることが、非常に重要だと思います。

日本の森・山は本当にすばらしいが、これは単に放置してあっただけの受け身である・パッシブな森というのではダメで、手を入れていかなければならない。これをアクティブな森にしていかなければいけないというのが、基本的にこの森を大切にしようとする全国推進会議のポイントだと思います。

昨年、第1回美しい森林づくり全国推進会議を開催し、行動宣言を採択しました。幅広い国民の参加を得ながら多様で活力のある森林づくりを進めるなどの6つの行動(下記参照)に取り組むことになっています。

本日は、各構成団体から具体的な取り組みについて報告があると伺っており、出席の皆さんにおかれても、この機にもう一度「美しい森林」というものを考え、「美しい日本」というものを考え直すことで、改めて森の大事さを認識することとしていただきたいと思います。

福田 総理大臣 挨拶

低炭素社会の実現を呼びかける福田総理

低炭素社会の実現を呼びかける福田総理

只今、ガールスカウトの皆さんの活躍ぶりをご紹介いただき、森林の下刈り、枝打ちや間伐などを行われていることを知り、心強く思いました。

森林の大事さが、最近特に言われるようになり、環境の問題が理由として挙げられています。日本は森林大国であり、森林大国を将来にまで続けていかなければ、日本の環境は守れないと言われており、新しい目で森林を見直す時が来たわけです。また、最近輸入木材が減ってきていると聞き、木材が輸入できなくなると、環境のこともあり、国内でその木材を造り出していかなければならず、やはり森林は大事であり、山林を大事にしなければいけないと、皆さんと同様私も思っています。

7月7日から地球温暖化問題が主要テーマとなる北海道洞爺湖サミットが開催されます。サミット主催国として世界をリードする立場で、また、「自然との共生」という理念をその文化・伝統の中に有する国として、低炭素社会の実現に向け、国民一人ひとりが具体的な行動を起こすときとであると考えています。

子どもたちからプレゼントを受け取る福田総理

子どもたちからプレゼントを受け取る福田総理

美しい森林づくり全国推進会議の皆様方が取り組まれている植樹や間伐などの森林整備や、国産材の利用については、国民が主役の運動・活動として、是非、強化していただきたい。

このような取組が広く世の中に定着するよう、7月7日の「クールアース・デー」を中心に、皆様が更なる取組み・運動を展開され、地域社会や学校・職場などで、美しい森林づくりを通じた低炭素社会の大切さが伝わり、その実現を目指す取組みが日本全国に広がっていくことを期待しています。

政府としても、将来の世代からも高く評価されるものとなるよう、地球温暖化防止のための間伐の推進、国産材の利用などの取組みを皆様とともに推進していきたいと考えています。

若林 農林水産大臣 挨拶

多くの参加者に森林づくりをお願いする若林大臣

多くの参加者に森林づくりをお願いする若林大臣

皆様が日頃より美しい森林づくりに積極的に取り組んでおられることに心から深く敬意を表します。各界を代表する多くの皆さん方が、森林づくりのために関心をもち活動している国は、他に例をみません。

本日、世界の10数カ国の、森林の多いブラジルやインドネシアなどの国々の代表が集まり、G8サミットに向け『goho-WOOD円卓会議』を開催しました。違法に伐採された木材は使わないということをシステムとしてどう確立するかということを国際会議において知恵を出し合うというものです。これも大事なことです。

間伐の実施と多様な森林づくりを進めます

間伐の実施と多様な森林づくりを進めます

ご存じのとおり、京都議定書の第一約束期間に入り、7月には「環境・気候変動」が主要テーマの1つとして掲げられている「G8北海道洞爺湖サミット」が開催されます。地球温暖化問題は世界共通の課題として国民各層の関心が高まっています。

他方、我が国の森林に目を向けると、林業・山村の元気がなくなってきており、間伐などの手入れが不足する森林が増えてきており、そのような危機的な状況が各地に生まれています。
農林水産省では、間伐の実施を緊急に進めるとともに、100年先を見据えた多様な森林づくりを推進しているところです。

これからも、先人が築き上げてきた緑豊かな国土と木の文化を将来の世代に伝えていくために、皆様と歩みを一つにして、美しい森林づくりに向けた取組を推進して参ります。

米長 邦雄 氏 挨拶設立発起人・(社)日本将棋連盟会長(全国推進会議構成団体)

木を大切にする独自の取組を紹介する米長氏

木を大切にする独自の取組を紹介する米長氏

将棋という文化は、千年以上に渡って、皆様方に親しまれている伝統文化でありますが、将棋こそ、盤も駒も駒台も全て木で作られたものであり、我々は千年に渡って木とともに生きてきました。

しかし、木を使っている、木を切っているということでもあり、近頃反省し、やはり木を植えなければいけない、木を大切にしようということで始めた取組が2つあります。

1つは、盤で一番高級な材質の榧(カヤ)の木についてです。榧は将棋盤あるいは碁盤にするのに500年ほどかかりますが、箱根の森に「盤樹(ばんじゅ)の森」と名付けて、新聞社と一緒に毎年植樹祭を行っています。

2つ目は、柘植(ツゲ)が、駒では一番材質として良いのですが、不思議なことに、これは伊豆七島の御蔵島(みくらじま)以外には出来ないのです。あの島にだけ直径が5m以上もある柘植の木があり、その柘植駒に感謝する日というのを毎年5月の第2土曜日と定め、プロ棋士が行き行事を行っています。

今後も、美しい森林をつくるこの国民運動を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

土橋 正幸 氏 挨拶設立発起人・プロ野球マスターズリーグ運営委員会議長

バット用の木材が安く手に入るよう願います

バット用の木材が安く手に入るよう願います

今世界中で温暖化の話題がテレビや新聞で出ていますが、今から4年程前に、その対策に協力しようということで、マスターズリーグの北海道から福岡までのチーム全部で200人位の選手が、いろんな試合場に行き、東京ドームや他のドーム球場のバックスクリーンに、CO2の問題とか、日本人は木を使おうというPR(木づかい運動)を行ってきました。今年も11月からマスターズリーグが始まりますが、こういう運動をこれからも益々盛んにやっていこうという所存です。

今、米長先生の方から将棋の駒のお話がありましたが、野球の試合も高校野球は金属バットなのですが、プロ野球や大学生は木のバットなのです。この木材は北海道の方で採れるらしく、種類でいうと、タモやトネリコという木材なのです。私は魚屋の息子なので、あまり木のことは詳しくないのですが、一度野球のユニホームを脱いだ時に、友人で材木屋さんがいまして、深川の新木場で2年ばかりお手伝いをしたんです。その頃はアメリカからもいろんな木材が入ってきて、何かこの日本人というのはブランドものに弱いといいますか、木ならば何でもアメリカのものが良いんじゃないかということで、アメリカのバットを使った人がいるんです。ところが、木じゃないんです、腕なんです。いくらアメリカの良いバットを使ったって腕がなければダメ。今、メジャーリーグで活躍している松井さんとかイチローさんは、日本の運動具やさんの木材を使ってあれだけの活躍をしているのです。やはり、いくらアメリカの木が良いって、そんな輸入したものを使っても2割しか打てないんです。みんな錯覚を起こしています。ところが、このトネリコとかタモという木材は、植えてから成長するまでにかなりの年数が掛かるんです。

この運動が始まってから、テレビで有名な大沢親分、あの人達だとか張本だとか、現役引退している人達が北海道に行って、そういう木を植えました。これは何十年後かにたくさん植えたトネリコとかタモを材とするバットがどんどん増えていけば良いと思います。バットですが、私がプロ野球に入った昭和29年は1本450円だったんです。諸物価は、社会情勢で価値も違いますが、今プロ野球選手が使っているバットは2万円以上するんです。それでうまい人は、常に芯に当てますから折れないのですが、輸入したバットで腕の悪い人は、芯に当たらないからすぐ折るんです。新しいものを持ってきて練習の時にパーンと一発で折ってしまう人がいるんですよ。それも何千万ももらっている選手ならば、それほど経済的に響かないと思いますが、まだ給料の安い選手達は、それだけのものを使って簡単に折ってしまうのは大変なことなのです。

ですから、大臣からお話にあったように、日本の緑や、バットの林や緑はないと思うけれど、こういうのがどんどん普及していき、子どもさん達が大きくなって野球をやる時にそういうものがもっと安い値段で手に入るようになればもっと普及すると思います。そのバットの木材というのが、非常に堅いため、福井県か石川県では、こういうものを集めて、箸を製造する会社があるとのことです。それがまた普通の材質よりも丈夫でいろんな需要があるそうです。今、グラウンドにファームの試合を見に行くと、折れたバットを集める人がいるんです。今、暑いですから。冬場ならば石油缶の中に入れて燃やしてしまうのは見たことがありますが、今はお箸にするらしいです。やはり無駄遣いはいけないんです。

今私もこの近所に住んでいますが、僕らの子どもの頃は、緑がたくさんありました。この界隈では、やはり神宮の絵画館の近所に行きますと、春は桜が咲くし、今でも多少はその立派な木が植わっているところがあるのですが、他に行ったらほとんどありません。建築だってそうです。どんどんコンクリートになっています。これはその時のいろんな建築の形によって変わってくるのですが。やはり僕らももうこの歳になると、入口を入る時も格子戸を開けて入るような感じの方が良いなと思います。皆さんはそう思いませんか。やたらとコンクリートの高い建物ばかりで、これも悪いとはいわないんですけど。もう少し、日本人ならばこの木を大切にして、これからどんどん日本の木材が使用されるように、我々マスターズリーグも応援していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

江夏 豊 氏 挨拶プロ野球マスターズリーグ東京ドリームス監督

木づかい運動にこれからも協力していきます

木づかい運動にこれからも協力していきます

本年度よりマスターズリーグ東京ドリームスの監督を致します。

木づかい運動に協力して3年たちましたが、私個人的に一昨年に、茨城のほうに家を建てまして、それも国産の、日本の木でしっかりあちこち土台づくりをし、建てさせてもらいました。微力ながら木づかい運動に協力して、これからも地球温暖化の防止に少しでもお役に立てるよう活動して参ります。

若手も現役のプロ野球、もしくは我々が今やっている年寄り野球といいますかマスターズリーグを今後ともよろしくお願いします。

経済界における取組 猪野 博行 氏構成団体・(社)日本経済団体連合会

工夫を凝らしながら森林づくりを進めます

工夫を凝らしながら森林づくりを進めます

京都議定書の約束期間に入り、産業界においては、工場の製造工程やオフィスビルから排出される温室効果ガスの削減に向け、更なる取組の強化に努めています。同様に地球温暖化防止の観点から、森が果たす役割に一層の注目が集まっています。企業においても、森林づくりにもり取り組む理由として、二酸化炭素吸収源増加への貢献という観点を、挙げるところが増えています。

森林づくりへの企業の関わり方には様々な形があります。1つ目は、職員等によって直接的に森の範囲の拡大に貢献するものです。こうした活動は、企業自身によって行われるものや、地方自治体やNPO、森林組合等の協力によって行われるものがあります。元々所有している森について、環境保全を重視した造林・保育を行った結果、国際的な森林管理の認証を行う森林管理協議会いわゆるFSCから認証取得した企業もあります。また、事業に関連して森林の拡大に貢献している事例もあります。例えばあるメーカーは、顧客から希望者を募り赤ちゃん誕生を記念し苗木の植樹を行っており、20年以上に渡って現在も続いています。

企業と森の関わりの2つ目は、間伐材の利活用を進めるケースです。ご存じのように森林吸収源と認められるため、適切な森林経営のためには、間伐が不可欠であり、間伐によって伐採された木材の利活用の推進は大きな課題です。例えば間伐材を積極的に自社製品に利用する取組を行っている製紙会社もあります。コピー用紙、雑誌や本等の印刷用紙、クラフト紙などの紙の種類に応じて、多くの間伐材を使う・使用できるよう工夫しているとのことです。その他にも間伐材を名刺に利用したり、建築用材料や造園、ガーデニング資材あるいは製品輸送時の緩衝材として活用している企業も多くあります。

3つ目は、一般の方々に森に親しむ機会を提供することです。地域の方々や子どもたちを対象に、社有林でのイベントを行っている企業がこれに当たります。例えば、幸せの青い鳥を探すことをテーマとする企画や、森から集めた木の葉でオリジナルのエコバッグをデザインするという企画が報告されています。

4つ目の企業による活動は、森林づくりを行っているNPO等の市民もり団体に対する支援です。この活動には、1社で行うものや複数の会社で行われるものがあります。例えば、メーカーと販売店が協力して一定期間特定商品の販売促進を行い、売上げ数に応じて二者がそれぞれ同額の寄附を行うといった例があります。

今後とも産業界としては、企業ならではの工夫を凝らしながら森林づもりくりに向けた様々な取組を進めて参ります。推進会議の機会を活用し、主体間の情報交換やネットワークの形成が活発に行われることを期待します。こうした推進会議を介した主体間の対話や交流が、美しい森林づもりくりのための国民運動のさらなる拡大につながることを願っています。

地方における取組 小石原 範和 氏(社)京都モデルフォレスト協会副理事長

環境保全や地域づくり運動を発展させていきます

環境保全や地域づくり運動を発展させていきます

近年、木材価格の低落や林業労働者の高齢化、後継者不足等により、間伐や植林等々の森林整備がなかなか行き届かなくなり、多くの森林が荒廃している現状にあります。府域の75%を森林が占める京都府においても、その現状は大変厳しい状況にあります。例えば、森林整備に大きな役割を果たしている林業労働者は、平成の初めには、京都府下に約2000人の方がいましたが、現在は700人を超えるくらいです。そういう中、従来から森林所有者や森林組合、行政主体と一体となり、色々と整備に取り組んできましたが、今後はそのことに加え、京都府民みんなで、京都の森林を守り育て成熟しつつある国産材を循環利用を図る、その中で森林整備の促進を図ることが今大事であると考えています。そこで、京都府では3年前の平成17年に「京都府豊かな緑を守る条例」を制定し、翌年18年の11月には、社団法人京都モデルフォレスト協会を設立しました。森林所有者や地域の住民、大学、企業等々のパートナーシップのもと、この運動を全国に先駆け取り組んできました。

このような中、企業による森林づくりが京都府域全体に広がっており、現在14の企業体が、モデルフォレスト協会や市町村で、整備に当たっての協定を結び、植林や間伐等の森林整備を行っています。その中で、地域の豊かな水源を守る「命の森林づくり」、京都の伝統的行事を支える「文化の森林づくり」、どんぐりや山菜がたくさん実る「恵みの森林づくり」、さらに子どもたちの環境学習や自然体験ができる「学びの森林づくり」等多様で楽しい森林づくりを目指しています。企業のコンセプトは、社会貢献や地球温暖化防止への貢献、社員の環境意識の高揚や、心身のリフレッシュなど様々ですが、森林所有者や森林組合、ボランティア、大学、行政等と連携をしながら取り組んでおり、年度内には20を超える企業との間で先程の取組が進められると思います。

モデルフォレストとは、1992年の世界地球サミットにおいて、カナダが提案した森林を核とした持続可能な地域づくりの実践活動です。現在世界19ヵ国40地域において広がっており、京都もその一員として参加しています。現在の会員数は、個人・企業・団体・行政など合計約40の団体等が入っており、企業等への活動フィールドの斡旋や、緑化のための募金の呼びかけ、森林体験教室の開催、啓発・広報活動など府民や企業参加の促進を図る取組を行っています。

この運動を更に推進するために、京都府においては独自の制度として森林吸収量の認証制度を実施しています。また、モデルフォレスト運動は、森を守り育て地域材の利活用を促進する運動です。地域の木材を地域で使うことが、木材の輸送に掛かるCO2の排出量が少なくてすみ、地球温暖化防止に貢献するということで、このことを消費者のみなさんにしっかりアピールをしながら、府内産材を取り扱う事業体や工務店、設計事務所の認定制度を作り、地域材を利用した木造住宅には、1a当たり1万円の交付金を交付するなどの支援を行っているところです。

京都議定書の誕生の地である京都として、モデルフォレスト運動というものを通した環境保全や地域づくり運動の取組を発展させて、美しい健全な森林を次の世代に引き継いでいくことが、今を生きる私たちの使命であると思います。そのためにも、やはり聞くだけでなく、山に入り、森林の状況ということをしっかり目で見ることが必要であり、今後とも皆様方のご指導やご意見により、日本が世界に誇れる取組を進めて参りたいと思っています。

子どもたちの取組 石井 直子 氏構成団体(社)ガールスカウト日本連盟会長

長く取り組んでいる緑の募金活動をこれからも継続します

長く取り組んでいる緑の募金活動をこれからも継続します

ガールスカウトとは、世界144ヵ国、約1000万人が所属する世界最大の女性社会教育団体です。日本では、現在47都道府県に約5万人の会員がおり、幼稚園の年長から高校生までがガールスカウト教育を受ける側、それ以上が成人会員としてガールスカウト運動に関わっています。勇気・信頼・友情・礼儀など今の時代に大変必要な倫理的な規範を基に、環境・平和そして少女達が抱える課題など、現代社会が持つ色々なテーマに取り組んで体験活動を通して女性が自らの可能性を最大限に伸ばせるようにするという使命を持つ団体です。長く取り組んでいる緑の募金活動をこれからも継続します。

ガールスカウトや子ども会の子どもたちと歓談する福田総理

ガールスカウトや子ども会の子どもたちと歓談する福田総理

私たちは、長野の戸隠の森の中に教育施設を持っており、夏の間、全国から少女達が集いキャンプを行い、自然とともに森の中で生活をします。自然に触れて感動し美しい自然を守ろうとする心を育てています。その1つとして全国の支部のほとんどが、緑の募金活動を行っています。東京都支部でいいますと、昭和43年から募金活動を行っており、各地域の緑化推進委員会と連携しながら、春と秋の募金月間を中心に街頭で呼びかけを行っています。この活動は、40年以上もの長い間日常的な活動として長く取り組んでおり、これからも継続して取り組んで参ります。

2つ目は、全国で8支部が15箇所に「ガールスカウトの森」をつくっています。美しい森林づくり事業というのは、実は私たちが長年取り組んでいる活動そのものです。例えば、東京都支部は1970年よりガールスカウトの森づくりを始め、現在4つの森を管理・育成しています。地球温暖化防止など環境問題に関心を持って活動しているガールスカウトは、2002年から毎年下草刈り、枝打ち、間伐などの森林づくり体験を行っています。参加者は毎年130名以上に上ります。さらに2002年度より国際緑化にも取り組み、冷害によって緑の環境悪化が拡大するモンゴル自治区の子どもたちのために、校庭に緑を送ることとし、2003年から2007年にかけてウランバートル市の学校にカラマツ、モミジ、ブッシュ用の灌木等の植樹に少女達が行きました。

また、長野県支部ではガールスカウトの第1の森を植樹して19年目になります。以前はなよなよとしていた木が、今はすっくと背を伸ばしてたくましく育っています。第2の森は5年遅れで植えたので、木々たちはガールスカウトの少女にもう少し面倒をみてね、と言っており、その言葉どおりスカウト達は懸命に下草を刈り、枝打ちをしています。

このたび、美しい森林づくり全国推進会議に参加することは、日頃のガールスカウト活動の延長・内容そのままです。この会議に参加することにより、日本の森林が社会でどういう位置づけなのかを確認し、取り組む意義というのを見つめ直すきっかけになりました。 今後、新しく美しい森林づくりの運動に参加しようと考えられている企業やNPO団体の方、是非、ガールスカウトの森林づくりの活動を知っていただき、お互いに連携し活動の幅が広がるように協力していっていただけませんでしょうか。私たちはその連携を大変希望しています。

活動宣言

(社)全国子ども会連合会の田村隆成さん、泉キリアさん、 (社)ガールスカウト日本連盟の松下珠理さん、相川真理衣さん、川崎真凛さん、小島彩さん、小高凛さん、横田沙羅さん

(社)全国子ども会連合会の田村隆成さん、泉キリアさん、
(社)ガールスカウト日本連盟の松下珠理さん、相川真理衣さん、川崎真凛さん、小島彩さん、小高凛さん、横田沙羅さん

わたしたちは、7月7日のクールアース・デーにあわせて、一人ひとりが、日本の森林で育った木を使ったり、身近な緑を大切にするなど、身の回りのできることから、美しい森林づくりに向けた行動を起こしたいと思います。

そして、地球温暖化を防ぎ、清らかな水を育み、私たちの暮らしを災害から守り、多様な生き物が住む美しい森林づくりを進め、これを未来に引き継いでいくことを誓います。

「美しい森林づくり全国推進会議」と政府との意見交換会

「美しい森林づくり全国推進会議」と政府との意見交換会

設立発起人・構成員団体 紹介

設立発起人(134名)構成員団体(47団体)

  • (社)ガールスカウト日本連盟
  • (財)休暇村協会
  • (社)経済同友会
  • (財)国立公園協会
  • (財)自然公園財団
  • (社)住宅生産団体連合会
  • 主婦連合会
  • 全国漁業協同組合連合会
  • (社)全国建設業協会
  • (社)全国子ども会連合会
  • 全国市議会議長会
  • 全国市長会
  • 全国市町村教育委員会連合会
  • 全国知事会
  • 全国町村会
  • 全国町村議会議長会
  • 全国都道府県議会議長会
  • 全国都道府県教育長協議会
  • 全国農業会議所
  • 全国農業協同組合中央会
  • 全国農業協同組合連合会
  • (社)全国旅行業協会
  • (社)全日本トラック協会
  • (社)大日本水産会
  • (社)中央畜産会
  • (社)日本医師会
  • (社)日本環境教育フォーラム
  • (社)日本観光協会
  • (社)日本経済団体連合会
  • (社)日本建設業団体連合会
  • (社)日本歯科医師会
  • 日本商工会議所
  • (社)日本女子プロゴルフ協会
  • 日本生活協同組合連合会
  • 日本製紙連合会
  • 日本チェーンストア協会
  • (財)日本鳥類保護連盟
  • (社)日本ツーリズム産業団体
  • 連合会
  • 日本の森を育てる
  • 木づかい円卓会議
  • (社)日本フードサービス協会
  • (財)日本プロスポーツ協会
  • (財)日本レクリエーション協会
  • 日本労働組合総連合会
  • (財)ボーイスカウト日本連盟
  • 特定非営利活動法人森づくり
  • フォーラム
  • 森林を育む紙製飲料容器
  • 普及協議会
  • 労働者福祉中央協議会

安倍内閣総理大臣挨拶

出井代表を中心に環境団体や教育界等様々な皆様がお集まりいただき、このような会議が発足したことを本当にうれしく思っています。

2月9日の閣議において、故松岡大臣から国土の3分の2を占めている森林を守っていくために、国民運動を展開していこうという発言があり、その発言を受け私がそれを具体化するよう指示をしたところであります。

ガールスカウトやボーイスカウトらを前に 挨拶する安倍総理

ガールスカウトやボーイスカウトらを前に
挨拶する安倍総理

私は、美しい国づくりを推進しているが、美しい国とはどういう国かというと、やはり海外から見て日本が美しいと思われる時とは、美しい山や森を見たときではないかと思っています。

日本は、古から自然と戦うというよりも、自然と共生していく、鎮守の森を大切にする、そういう日本人の感性があるわけです。

今後、我々も大切な森を守っていかなければいけないという大きな責任があるのではないかと思っています。

実は、私も、先祖代々、遺産相続で3人で120町歩の山を共有しております。スギを植林していますが、実は花粉症です。自分の山に入ることはできませんが、それを守っていく上において森林組合の方々もだいぶ高齢化しており、守っていくのは大変だと実感しているところです。

しかし、森は水をかん養し、そして美しい動物を守り、美しい景観を与えています。何とかこの自然を守っていかなければならないと思っています。

先週、青木ヶ原大樹海(富士山麓)にNPOの方に連れて行っていただきましたが、鬱蒼とした森で、そこは妖精がいるようなところでした。

NPOの方々から、案内してくれた子どもたちが皆穏やかな気持ちになったという話も伺い、日本人にとって森林は本当に大切なものなのだなと改めて感じました。

安倍内閣総理大臣地球温暖化ガスも吸収してくれる
森林を守ることは必要であります。
政府としても美しい森林を保っていくために、
これからも全力を尽くしたいと思っています。

伊吹文部科学大臣挨拶

ネクタイを手に挨拶する伊吹文部科学大臣

ネクタイを手に挨拶する伊吹文部科学大臣

全国推進会議が発足しまして、これから力を合わせて美しい国と美しい森林を後世に伝えていきたいと思います。

60年ぶりに改正になりました教育基本法にも、自然を大切にし、環境を保全することが教育の目的に書かれています。構成団体の表を見ますと、ガールスカウト、ボーイスカウト、スポーツ団体など、私が所管している各団体も参加しておられるので大変うれしく思っております。

今日、私がしているネクタイは、私の地元の北山スギをデザインしたネクタイです。また、グリーンのポケットチーフもして参りました。

北山スギは、川端康成先生の「古都」の舞台になった日本の代表的な加工材です。是非皆さんと力を合わせていい日本を次の世代につなげたいと思いますのでよろろしくお願いします。

甘利経済産業大臣挨拶

クリーンなエネルギーを語る甘利経済産業大臣

クリーンなエネルギーを語る甘利経済産業大臣

日本は科学技術先進国として世界に知られていますけれども、日本の自然景観も世界に誇る大事な大切な財産です。

でも、その大切な財産が、少し手抜きをされてしまっていることも否めない事実だと思います。

今日お集まりの皆さんの会員名簿を拝見しますと、日本中の代表の皆さんが集まっていらっしゃるし、前の席には、これからの日本を担っていく若者世代が集まっています。

みんなで力を合わせて、日本の自然のすばらしさをもう一度しっかり守って後世に伝えていかなければならないと思っています。

経済産業省も森を大切にし、間伐材等を原料としたバイオマスエネルギーとして利用していこうという取組も進めております。

日本の冠たる科学技術が日本の大切な財産の自然景観を守っていく、そっちもしっかりつなげていきたいと思います。

若林環境大臣挨拶

美しい森林づくりの推進を述べる若林環境大臣

美しい森林づくりの推進を述べる若林環境大臣

国土の3分の2を占める森林というのは、木材を育てるだけでなく、多様な生物保全の役割とか地球温暖化の防止など、環境保全上の重要な役割を果たしています。

また、季節によって変化する美しい風景、豊かな文化の源泉でもあるわけであります。

本日、多くの参加の方々によって、美しい森林づくり全国推進会議が立ち上がり、多様な生物の保全や、また、青少年の環境教育など、豊かな森を将来に引き継いでいくための行動を開始することは、大変有意義なことでありうれしいことであります。

環境省としましても、美しい森林づくりを推進することにより、美しい国づくりが実現できますよう積極的に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

村山気象予報士

参加者にも分かりやすい説明をされる村山氏

参加者にも分かりやすい説明をされる村山氏

ここ十数年、私は花粉症対策と地球温暖化対策の両方に取り組んで参りました。

今回の美しい森林づくり運動がいかに成功するか、それは、多くの人に森の大切さをわかってもらうということなんですが、その分かりやすい例として、例えば気象庁では、日本の上空の二酸化炭素の濃度を観測していますが、それをみると、6月から7、8、9月と、二酸化炭素濃度が大幅に減少するんですね。これは、小学生の皆さんでも知っている、植物の光合成、水と太陽の光と二酸化炭素で植物が糖分をつくる、この活動によって、二酸化炭素が減少していく。これくらい森というのは重要な役割をしている。

では、日本にある木の中で、どんな木が一番二酸化炭素を吸収しているのかというと、これは実はスギの木です。これは、美しい森林づくりというとどうしても新緑とか紅葉とか広葉樹のイメージがありますが、実は温暖化対策を考えると、スギやヒノキというのが非常に大きな効果を持っているわけです。森林の効果というのは、生産だけでなく、資源という面もあるので、その二つを両立させるような運動を何とかしていかなければならないと思っています。

今、花粉症対策でスギは非常に悪者になっているわけですが、資源としての役割、なぜそこまでスギが増えてしまったのかといえば、やはり私たちが、国産材を十分に活用していないからであると思うわけです。

ご経験をもとに熱弁される村山氏

ご経験をもとに熱弁される村山氏

美しい森林づくり活動というのは、単に植林すればいいのでなく、育もりてた木を伐採してそれを私たちが十分に使って緑としてのサイクルを浸透するような形でこの森づくりの運動が展開しないと結局地球温暖化になってしまうのではないかと思います。

森林づくり運動というのは、単に木をもり増やすということではなく、資源としての森を私たちが十分に活用する、林業の再生という面も合わせて、広く多くの人に、訴えていってほしいというふうに考えているわけです。

(社)ガールスカウト日本連盟高田紋花さん、陸川未来さん

活動報告を発表する高田さんと陸川さん

活動報告を発表する高田さんと陸川さん

日本のガールスカウトは、小学校に入る1年前から会員になれます。高校生になるまで、5つの部門で活動します。

団ごとの集会、キャンプやハイキングなどの野外活動、町のお掃除や募金、老人ホーム訪問などの奉仕活動など、色々な活動をします。今、世界の仲間と一緒に難民の子どもたちの文房具などを贈る「ピースバック活動」にも参加しています。 昨年からチーム・マイナス6%のメンバーになって、水や電気の節約など私たちでもできることを毎日やろうと頑張っています。

(社)ガールスカウト日本連盟の皆さん

(社)ガールスカウト日本連盟の皆さん

私たちは、山の緑を大切にするために、毎年「緑の募金活動」に参加して、駅前や街角で募金を集める呼びかけをしています。東京のガールスカウトは、八王子市など4箇所に「スカウトの森」を持っています。時々、下草刈りなどの作業をして、森が元気に育つよう手入れをしながら、大切な森の役割を学びます。

私たちガールスカウトは、美しい国日本、そして美しい地球を私たち自身と未来の人々のために創り上げていくことを目指して、これからも私たちにできることを考えて、みんなで実行していこうと思います。

一人でも多くの子どもたちが、私たちのように、色々な体験をして学ぶことができるように、総理大臣に応援していただきたいと思います。

発起人代表竹下景子さん

過去の山々の写真を前に語られる竹下さん

過去の山々の写真を前に語られる竹下さん

今日、こちらに大きなパネルを用意していただきました。私もこちらにきて初めて見たのですが、一番左手、約80年前の長久手(ながくて)と書いてあります。

一昨年、行われました愛・地球博の会場があった長久手です。 約80年前には、こんなに荒れ果てていたのかと思うと私もここに来てびっくりしました。とても想像ができないくらい、今は美しい里山になっています。これは、たくさんの先人の努力が今の里山をつくっているんだと思いました。

この愛・地球博を通じて、私は日本館の総館長という仕事をさせていただきました。環境について、自然の美しさ・大切さについて大変たくさんの勉強をさせていただいております。

それから、また、昨年の夏は、北海道の富良野に参りまして、北海道の富良野は、テレビドラマの『北の国から』で二十数年間私が通っていたところです。そのご縁もあり、倉本聰さんが、今、『富良野自然塾』という形で森づくりの活動を行っており、そのお手伝いを私もしておりまして、息子たちと一緒に植林をしました。

ゴルフ場として開発されたフィールドを、できるだけ自然な富良野の森に戻そうという50年先を見据えた活動をしております。

植林やインストラクター活動にも熱心な竹下さん

植林やインストラクター活動にも熱心な竹下さん

そして、もう一つは子どもたちのための環境教育のプログラムがあります。そちらにも私はインストラクターとして、子どもたちと一緒にキャンプをしながら、地球の話、森の大切さなどをお話ししてきました。

最初に会ったときに比べると、3日ほどで子どもたちは瞬く間に『野生化』をしました。裸足が好きになって、目がきらきらと輝いてきました。そういう機会ができるだけ増えるといいなあと私自身も思いましたし、森の大切さを改めて感じました。

その富良野のフィールドの片隅に石碑が建っています。その石碑には、「地球は子孫からの預かりもの」と刻まれています。アメリカ先住民の言葉だそうですが、私たちの先人たちもかつてはきっと同じ思いがあったと私は思います。
美しい森をできるだけよい形で、これから私たちも全国推進会議のみなさんと力を合わせて、次の世代の子どもたちに是非引き渡していきたいと思います。そのために活動をしていきたいと思います。

赤城農林水産大臣挨拶

就任早々に挨拶する赤城大臣

就任早々に挨拶する赤城大臣

本日、農林水産大臣を拝命した赤城徳彦です。まさに今日この場が、初出場であります。 この美しい森林づくり全国推進会議は安倍総理と前任者の松岡大臣の思いが結実したものであり、ソニーの最高顧問の出井さんに代表をしていただいたところです。

ガールスカウトの皆さん、経団連、竹下景子さん等これだけの皆さんにご参集いただき、このような会議が結実したことは、大変嬉しく思っております。
気象予報士の村山さんからお話がありましたが、実は、私も花粉症であり、スギを見て時々恨めしく思いますが、スギの大切さも気象予報士の立場から伺って本当によかったと思っております。

ボーイスカウトたちよりTシャツをプレゼントされ、甘利経済産業大臣と記念撮影

ボーイスカウトたちよりTシャツをプレゼントされ、甘利経済産業大臣と記念撮影

宇宙を眺め渡して、地球を見るとほとんど海で青く見えますが、空気があって海があってそして森があって初めてこの青い地球が成り立っております。山に住む人だけでなく、地球に住む全住民の課題であります。そういう課題として各界の皆さんがご参加していただいていることは大変すばらしいことであります。

私も新米ですが、皆さんとともに頑張っていきたいので、今後ともよろしくお願いします。

(社)日本経済団体連合会猪野博行地球環境部会長

取組を紹介される猪野部会長

取組を紹介される猪野部会長

私は毎日通勤しておりますけれども、この季節になりますと、鮮やかな緑が目に飛び込んで参ります。日常の中でも、私たちが木の恵みの中で暮らしているんだということを実感致しております。

全国各地にある企業の工場も、まさにその地域の森や水源の恩恵を受けながらその事業を展開しているところでございます。企業としましても、地域の一員として、自然環境を守るという意味で森づくりに地道に取り組んで参りました。最近では、植林活動や苗木の提供、間伐材を利用した紙製品の使用、さらに、企業の森を活用した子供たちへの環境学習の場所の提供などを行っています。また、これらの活動を通じて、近年では、企業の社員がボランティアの方々や子供たち、地域の人たちとふれあう機会がますます増えてきています。

今回、全国推進会議が設立されましたが、この会議が今後、森林づくりに参加される様々な団体、例えば、ボランティアや自治体、個人や企業をうまく結びつけるようなネットワークの役割を果たしてくれるのでないかと期待しています。もちろん、企業にとりましても、自分たちの森林づくりの活動のレベルアップを図ることが重要と思っております。

このような活動を通して、豊かで美しい森林を国民一人ひとりが守り、もり次の世代に引き継いでいきたいと思っております。企業としても努力していきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

第1回「美しい森林づくり全国推進会議」

「美しい森林づくり全国推進会議規約」について

「美しい森林づくり全国推進会議 規約」が承認されました。

出井代表挨拶

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代表挨拶をする出井伸之ソニー㈱最高顧問

5月に安倍総理と中近東に行ってきました。中近東では、今石油の値段が上がっています。1リットル10円もしないガソリンを燃やして水を作っていたり、10年前では水を持って行かないと途中で車が止まったら大変だったのが、今ではすっかりグリーンに覆われています。中近東をみて日本に帰ると、改めて森の美しさ、水の大切さを思い知らされます。

日本はオイルに関しては資源国ではないが、中近東で命のように大切な水は日本ではふんだんにあるわけです。森や水の重要さを身にしみて感じたし、森や水、自然、美しい四季が日本の新しい国際競争力を増す上で、非常に重要なキーポイントになるのではないかと考えています。

今回、ご縁をいただき、日本の競争力、強さというものを工業面と自然との組み合わせとして改めて考え直してみる良いチャンスになると思い代表を引き受けました。

出井代表「単なる森を大切にするのではなく、日本自身の存在意義や世界への影響力を考えると大変意義があることだと思います。」

美しい森林づくりのための行動宣言

以下の「美しい森林づくりのための行動宣言」が採択されました。

森林(もり)は、私たちのくらしの礎(いしずえ)です。

それは今も昔も、未来も変わりません。森林は、水をかん養します。

生活に必要な基礎素材を持続的に生産します。心身を癒してくれます。伝統文化を育んできました。ふるさとの風景をつくります。多様な生き物たちのすみかです。二酸化炭素の吸収源として、地球温暖化防止の役割もクローズアップされてきました。

緑の多様な働きのすべてを市場価値で計ることはできませんが、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない人類共有の財産です。

しかし、その緑が活力を失いかけています。

先人たちの努力により、今も国土の7割近くが森林に覆われていますが、木々の手入れ不足が目立ってきました。山村の人口が減り、森林の働き手も足りません。せっかく育てた木材も使われずに放置されています。里山の野生動物にも異変が起こっています。

どうしたら、美しい森林を再生できるのでしょう。

みんなで知恵を出し、行動を開始しなければなりません。森林づくりに励む人々に、元気を取り戻してもらいましょう。都市住民・企業も森林に目を向けましょう。生活に木を取り込み、森林のくらしを見直しましょう。

豊かな森林の恵みを引き出し、科学技術と自然が共存する新たな文化とライフスタイルを築くために、「伝えよう木の文化、残したい美しい森」を合言葉に次のような行動に取り組みたいと思います。

  1. 幅広い国民の参加を得ながら多様で活力のある森林づくりを進めます。
  2. 科学技術を生かした新たな利用開発を行うなど国産材の活用に取り組みます。
  3. 快適で、環境にもやさしい「木のあるくらし」「国産材を使うくらし」を広げていきます。
  4. 都市と山村の交流・協力に努めます。
  5. 森林づくりを進める地域と人々を励ますボランティア活動を促していきます。
  6. 多様な生物の保全と次代を担う青少年の環境教育に力を注ぎます。

平成19年6月1日

 「美しい森林づくり」を推進するための具体的な取組について(五十音順)

47の構成員各団体は、「美しい森林づくり」を推進するために、自ら取り組む、又は加盟団体等に対して呼びかけを行うなどにより、国民運動を展開します。

(社)ガールスカウト日本連盟
  • ガールスカウト運動を通じた森林環境教育の推進
  • 緑の募金の募金活動への協力
  • 植樹祭等緑化活動への協力
  • ガールスカウトキャンプを通して森林に対する畏敬の心の育成
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(財)休暇村協会
  • 自然公園来訪者に対する自然とのふれあい推進活動(自然の生き物や星空などの自然観察会)の実施
  • 森林など自然環境保全の普及啓発や環境教育の実施
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)経済同友会
  • 企業の社会的責任(CSR)活動として美しい森林づくりを推進への協力
  • 「木づかい運動」の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(財)国立公園協会
  • 自然公園来訪者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(財)自然公園財団
  • 自然公園来訪者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 森林環境教育の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)住宅生産団体連合会
  • 木造住宅を中心に木材利用の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
主婦連合会
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国漁業協同組合連合会
  • 魚礁等の漁業資材や漁港への間伐材の利用
  • 「漁民の森」などの森林整備
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)全国建設業協会
  • 木材利用の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)全国子ども会連合会
  • 子ども会活動を通じた森林環境教育の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国市議会議長会
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国市長会
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
  • 「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」を全国各都市で実施
  • 「都市と農山村の調和のある発展に関する研究会」研究
全国市町村教育委員会連合会
  • 講演会等を通じた市町村教育委員会教育委員等に対する「美しい森林づくり」のPR
  • 森林環境教育の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国知事会
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国町村会
  • 「美しい森林づくり」を含む森林・林業に関する研修会の開催
  • 「美しい森林づくり」に関するシンポジウム等のイベントへの後援
  • 緑の募金への協力
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国町村議会議長会
  • 町村が実施する「美しい森林づくり」への支援
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国都道府県議会議長会
  • 都道府県が実施する「美しい森林づくり」への支援
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国都道府県教育長協議会
  • 各都道府県教育長等に対する「美しい森林づくり」のPR
  • 森林環境教育の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国農業会議所
  • 農村部における「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 緑の募金活動への参加協力
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国農業協同組合中央会
  • 農村部における「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
全国農業協同組合連合会
  • 農村部における「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)全国旅行業協会
  • 体験林業や森林浴など森林に親しむツアーの企画
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)全日本トラック協会
  • 「トラックの森」づくり事業の推進
  • 「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 森づくりを通じた地球環境保全に対する意識の向上
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)大日本水産会
  • 「漁民の森」などの森林整備への支援
  • 「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)中央畜産会
  • 農村部における「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本医師会
  • 待合室にパンフレット等を備えるなど「美しい森林づくり」のPRの実施
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本環境教育フォーラム
  • 子供たちが森の中で色々な自然を発見し、森の生きものの暮らしや人との関わりを楽しく学べるRPGゲーム「森のたんけんたい」を作成
  • 社有林を活用して森と人と紙のつながりを学ぶ環境教育プログラムを開催
  • 「企業の森」での社員によるボランティア体験プログラムを企画・実施
  • 自然学校を通じた森林環境教育の推進
  • NPOなどが実施する美しい森林づくりへの支援
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本観光協会
  • 体験林業や森林浴など森林に親しむ商品造成支援
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本経済団体連合会
  • 企業の社会貢献活動として美しい森林づくりを支援
  • 植林や生態系保全に取り組むNGO等への支援
  • 社有林の整備の推進
  • 「木づかい運動」への協力
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本建設業団体連合会
  • 木材利用の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本歯科医師会
  • 待合室にパンフレット等を備えるなど「美しい森林づくり」のPRの実施
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本商工会議所
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用のPR
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本女子プロゴルフ協会
  • チャリティーによる緑の募金への協力
  • 主催試合における「美しい森林づくり」への呼びかけ、アナウンスの実施
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本生活協同組合連合会
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 「木づかい運動」の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本製紙連合会
  • 企業の社会的責任(CSR)活動としてボランタリーな森林づくりを推進
  • 社有林の整備の推進
  • 木質バイオマス利用の推進
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本チェーンストア協会
  • 企業の社会的責任(CSR)活動として美しい森林づくりを推進
  • 「木づかい運動」の推進
  • 消費者に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
(財)日本鳥類保護連盟
  • 鳥類保護を通じた森林環境保全の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本ツーリズム産業団体連合会
  • 体験林業や森林浴など森林に親しむツアーの企画
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本の森を育てる木づかい円卓会議
  • 「木づかい運動」の推進
  • 木材利用を進めるための提言
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(社)日本フードサービス協会
  • 企業の社会的責任(CSR)活動として美しい森林づくりを推進
  • 「木づかい運動」の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(財)日本プロスポーツ協会
  • 加入団体を通じたプロスポーツ選手への「美しい森林づくり」への参加
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
(財)日本レクリエーション協会
  • 国民に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
日本労働組合総連合会
  • 地方連合会における「連合の森づくり」の促進(地方の状況に応じて、森林労連、森林組合、森林公社、NPO等と協力しつつ、植林、下草刈り、枝打ち、間伐等の手入れを行っている。)
  • 構成組織(産業別組織)における「森づくり」への促進(労働組合独自の「森づくり」、「企業の森づくり」への参加など、植林が中心であるが、海外での植林を定期的に行うところもある。
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた森林づくりのPR
(財)ボーイスカウト日本連盟
  • ボーイスカウト活動を通じた森林環境教育の推進
  • 「緑の募金」活動への協力
  • 植樹祭等緑化活動への協力
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
特定非営利活動法人森づくりフォーラム
  • 森林ボランティア団体、企業等が実施する美しい森林づくりの支援
  • 市民層に対する「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR
森林を育む紙製飲料容器普及協議会
  • 「木づかい運動」の推進
  • 企業の社会的責任(CSR)活動として美しい森林づくりを推進
  • 間伐材を含む国産材を有効利用した紙製飲料容器の普及啓発
労働者福祉中央協議会
  • 加盟団体を通じた「美しい森林づくり」の普及啓発
  • 間伐材を使用した紙製品(名刺・封筒・印刷用紙)など木製品の利用の推進
  • 機関紙等を通じた「美しい森林づくり」のPR