活動報告
冒頭、林野庁長官の挨拶に続き、出井代表による挨拶及び講演がありました。
出井代表からは、テレビ(見る(受動的)からPC・調べる(能動的))への変化と同様に、眺めるだけの「パッシブ(受動的)な緑」から、手入れを行う「アクティブ(能動的)な緑」に変化していかなければならない旨の話がありました。また、資源のない日本においても、質の高い国づくりのためには森林を活かしていくことが必要であるとの発言もありました。
続いて、政府の活動報告後、全国推進全国推進会議代表の出井氏の挨拶及び講演会議の活動報告として宮林事務局長から、6月1日の第一回全国推進会議の開催、関連イベントへの後援、ホームページの開設等について紹介され、今後の取組みとして、運動の輪の拡大や盛り上げ等への方向が示されました。
次いで、地方推進組織を代表して山梨県より「やまなし森づくりコミッション」の活動報告がありました。
その後、全国推進組織の構成団体を代表して、(社)全日本トラック協会交通・環境部の星野治彦課長より以下のような活動報告がありました。
「CO2削減対策の一環として、平成15年度から毎年1箇所ずつ『トラックの森』づくり活動を実施しています。各都道府県のトラック協会でも強い関心を示しており、各々独自の趣向を凝らした『トラックの森』づくり活動を行っており、現在19箇所設定されています。会員事業者の環境意識の向上に役立つとともに、トラック業界の環境に対する取り組みのPRという意味でも、『トラックの森』づくり活動は社会との共生につながるものと思います。」
各団体の活動報告のほか、太田猛彦東京農業大学教授より「緑化の原点」と題した基調講演がありました。