フォレスト・サポータズ活動に継続的に取り組んでいる名古屋林業土木協会愛知支部と名古屋造林素材生産事業協会愛知支部では、5月29日に会員15名で、瀬戸国有林内の定光寺自然休養林内にある、森林交流館や丸根山園地等の施設周辺の草刈り作業を森林整備として実施しました。
この休養林は、名古屋市の北東、岐阜県境地区の庄内川沿いに位置しており、東海自然歩道ををはじめ、多くの登山道や遊歩道が通っており、野鳥のさえずりを聞きながら森林浴を楽しむことができます。また、近隣には、尾張徳川家の菩提寺で桜と紅葉の名所として有名な定光寺などの史跡・名勝があり、四季を通じて名古屋都市圏の野外レクリエーションの場として利用されています。
当日は午前中に、周辺一帯で愛知森林管理事務所主催によるゴミゼロ運動が実施されており、両協会ではゴミゼロ運動終了後に、同事務所が管理する森林交流館や丸根山園地等の施設周辺に繁茂した雑草を各自持ち寄った刈払機で刈り払いを行いました。作業後には繁茂した雑草が綺麗に刈り払われ快適な環境になるとともに、周囲の見通しが良くなったことで不法投棄の予防効果も期待できるとのではないかと考えています。
両協会では、これからも森林を訪れる多くの皆さんに、快適かつ安全にハイキングや自然散策などを楽しんでいただけるよう、こうした森林整備等の活動にも取り組むこととしています。